訪問看護に転職したいけれど、
「私でもやっていけるのかな…?」
「新人はどんなところでつまずくんだろう?」
そんな不安を感じている方に向けて、今回は 訪問看護1年目の私が実際に経験した“リアルな失敗” をまとめます。
失敗談と一緒に、
“どうすれば防げるのか?”
“訪問看護が新人に優しい理由”
も解説するので、転職前のイメージ作りに役立ててくださいね。
1. 生活を観察する視点が抜けていた
病棟ではバイタルや処置が中心になることが多いですが、
訪問看護では 「生活全体を観察する力」 が求められます。
新人の頃の私は、
「今日の体調」「処置の手順」ばかりに目がいき、
●物の配置
●室温・湿度
●夜間の安全
●次の支援者が来るまでの生活のしやすさ
などに気が回りませんでした。
独居の方ほど、
“次の訪問まで安心して過ごせる準備” がとても重要。
生活を丸ごと見る視点が身についたのは、半年ほど経ってからでした。
2. 家族支援に手が回らなかった
利用者さんのケアに必死で、
ご家族の不安やストレスに気づけなかったのも失敗の一つです。
訪問看護は 「家族を含めて支援する」 仕事。
はじめは家族ケアの感覚が分からず、会話も事務的でした。
そこで役に立ったのが 交換ノート。
●情報共有
●生活の小さな変化
●ほっこりエピソード
などを書いてもらえるようになり、
家族との関係性が一気に良くなりました。
3. オンコールを怖がりすぎていた
新人の最大の壁が オンコール ではないでしょうか?
私の事業所は複数の支店でオンコールを回していたため、
「全く知らない利用者さんからの電話も来る」という状況で、最初は震えていました。
でも実際は、
●事前に“対応者が支店のスタッフになる場合がある”と説明済み
●バックアップの先輩が必ずいる
●判断に迷えばすぐ相談できる
という仕組みがあったので、大きなトラブルはゼロ。
新人こそ、
“ひとりで抱え込まないこと”が大切です。
4. ケアマネ・他職種との連携が苦手だった
病棟よりも コミュニケーション力・対話力 が求められます。
最初は
●報告が長すぎる/短すぎる
●話すべきポイントが整理できない
●ビジネスマナー不足で気まずい
など、失敗だらけ。
ただ、慣れれば
「みんなで利用者さんを支える一体感」
が得られるので、この連携が楽しくなります。
5. 利用者さんとの距離感がつかめなかった
私が最も苦戦したのが 距離感の調整。
●優しくしたつもりが“やりすぎ”になったり
●気を遣いすぎて距離が遠くなったり
●家族と仲良くなりすぎて境界線が曖昧になったり
訪問の回数を重ねるうちに、
その家ごとのペースや好みが分かるようになり、
コミュニケーションがスムーズになっていきました。
距離感の見極めは、新人の最大の成長ポイントです。
まとめ
新人時代の失敗が“強み”になるのが訪問看護
訪問看護は新人の失敗にとても寛容です。
「できない=ダメ」ではなく、
“経験として歓迎してくれる文化” があります。
だからこそ、
病棟で消耗していた看護師さんが
「訪問看護の方が働きやすい」
と感じるのです。
こうした失敗を1人で抱え込まないために私が職場で実践している「ケースシェア」についてまとめました。
少しでも興味を持ったら、ぜひ見学に行ってみてくださいね。


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